堅牢で拡張性の高いシステム基盤 Pflame-V

Pflame-Vとは:エンタープライズシステムを構築するシステム基盤
Pflame-Vは、FISC安全対策基準に準拠した機能を備え、金融機関の基幹系システムに求められる運用性、性能、安全性といった要件を実現します。
また、APIを利用した生産性と拡張性の高いシステム構築を可能とします。
当社製品の保険会社向け業務システム「InfoOne-V」ならびに、機関代理店向け業務システム「BILLION-V」 のシステム基盤であり、お客様がアプリケーションをスクラッチ開発する際のシステム基盤としてもご利用いただけます。
Pflame-Vの技術的テーマ
Pflame-Vは、以下の技術的テーマをコンセプトに開発しています。
- 業務アプリケーション資産が、技術的経年劣化の影響を受けず、長期利用が可能であること
- APIサービスなど外部の各種サービスと連動可能とすることで、より安価で迅速にシステムの維持・機能拡張ができること
- 当社パッケージ機能に加え、顧客独自機能や機能拡張などを容易にアドオンできること
- 開発生産性や保守生産性、品質・性能が大きく向上すること
Pflame-Vの効果
Pflame-Vの採用により以下の効果が期待できます。
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APIを利用してシステムコストを低減
Pflame-V上で開発された業務機能は、ユーザーインタフェース層とビジネスロジック層が分離されており、APIサービスとして外部システムと連動可能です。 保険業務に共通的な機能やデータベース設計に開発コストをかける必要がなくなり、短期に高品質のシステム構築を実現します。
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既存資産の有効利用が可能
お客様のレガシーシステムを、Pflame-Vでラッピングして最新のアーキテクチャー上で稼働させたり、P-Flame-VでAPIサービス化させて外部システムと連動させるといった、既存資産の有効利用を可能とします。
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アプリケーション資産の長期利用が可能
業界標準のプロダクトやオープンソフトウェアをベースにしており、インフラに依存しない構造なので、OSやミドルウェアのバージョンアップの影響が少なく、長期にわたるアプリケーション資産の維持を可能とします。
Pflame-Vの機能構成
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Pflame-BL-Controller
APIとして呼ばれるビジネスロジックを制御する機能
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Pflame-Gateway
APIサービスを外部から利用する際の、セキュリティやルーティング機能
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Pflame-Authority
認証機能、外部にある各システムとの認証情報の連携機能
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Pflame-Faces
簡易な方法でビジネスロジックのAPIを呼び出す画面を実装する機能
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Pflame-Batch
オフラインバッチの起動、スケジュール管理、ジョブ制御などの機能