記事公開日:2023年6月21日ニッセイ情報テクノロジー株式会社 様
「業務に寄り添った実践的なマニュアルで、タレントマネジメントシステムの価値を引き出す」

NISSAY IT アカデミー教頭 人財開発室室長 平井繁行様

 戦略的な人員配置のため、あるいはメンバー個々の能力を十分に発揮させるため、「タレント」を適切に活用することが今、企業にとって喫緊の課題となっています。ニッセイ情報テクノロジー株式会社では、そういった課題解決の第一歩として、タレントマネジメントシステムを採用。しかしシステムに標準添付されている操作マニュアルだけでは、実際の業務内でシステムを活用するには不十分であることがわかりました。

 そこで同社は富士通ラーニングメディア(FLM)に、業務で実践的に活用できるマニュアルの作成を依頼。マニュアルの導入以降、タレントマネジメントシステムはどのように機能しているのか。同社でNISSAY IT アカデミー教頭と人財開発室室長を担う平井繁行様に伺いました。

企業に求められるIT人材、その育成は誰が担うべきか?

──御社が日本生命グループ全体のIT人材育成基盤の構築を担うことになった経緯を教えてください。

平井様:社会環境やお客様の志向が変化する中、日本生命グループでは2019年に「デジタル5カ年計画」を掲げて「お客様の期待を超える体験を提供」することを目指し、グループ一体となってIT・デジタル活用を推進してきました。AIによる商品提案の高度化、Web手続きの拡充、データを活用した新たな商品・サービスの提供など、ご提供する価値のブラッシュアップ・スケールアップに取り組んでいます。

NISSAY IT アカデミー教頭 人財開発室室長 平井繁行様
平井 繁行 様:日本生命グループ全体のIT人材やDX推進担当の育成強化を担う人財育成機関
「NISSAY ITアカデミー」を2020年に設立し教頭に就任。
人財開発系キャリアを主軸にしながら、アプリ開発・ITインフラ構築、
営業などの経験を活かし、従来の会社主導の研修や育成施策に加え、
社員の前向きかつ主体的な成長を支援する機会と仕組みを幅広く提供。

平井様:当然のことながら、IT・デジタルを駆使した新たな価値の提供に向けては、その担い手となるIT人材の育成強化が不可欠でした。同時に、グループ各社の垣根を超えた人脈形成を促し、グループ内シナジーを高めていく必要もありました。そのために、グループ全体のIT人材育成を主導する組織が求められていたのです。

 そこで、2019年当時代表取締役社長だった矢部 剛(現・代表取締役会長)が、「ITおよびDX人材を育成するミッションは、グループ内でITを専門としている当社が担うべきではないか?」と発案しました。そして「この際、日本生命グループ全体に寄与できる組織体に変えよう」ということになり、当社のヒューマンリソース部(人事部門)から人材育成領域だけを切り出し、強化して作った組織が、2020年に創設した「NISSAY ITアカデミー」です。

タレントマネジメントシステムを真に活かす、実践的マニュアルの必要性

──IT人材育成に向けた施策の一環としてタレントマネジメントシステムを導入されたわけですが、どんな意図があったのでしょうか。

平井様:タレントマネジメントシステムに、各社員が培ってきたキャリアや実績、スキルなどを入力することで、社員自身のキャリア形成につなげると同時に、その情報を人事や戦略的なプロジェクト配置にも活用する。結果として、社員のキャリアアップにも会社の成長にも寄与する、「前向きに使うツール」にしていくことを目指しています。

 NISSAY ITアカデミーのステートメントに「前向きかつ主体的な自己成長」というものがあるのですが、大手企業に勤務している人というのは士気も規範意識も高く、「自身の役割をきちんと果たそう」としている人が大半であると感じます。当社においても、ほとんどの社員は責任感をもって、主体的に自分の仕事に取り組んでいます。しかし「日々ワクワクしながら前向きに仕事や自己研鑽に取り組めていますか?」と問うと、言葉に詰まる社員がいるのも実状です。

 仕事というのは本来「前向き」に取り組んだ方が面白くなるものですし、結果にもつながりやすいはずです。この「前向きかつ主体的な自己成長」を実現させるための1つのツールとして、タレントマネジメントシステムをうまく活用してもらいたい。「会社から言われたから入力します」ではなく、自分の今後のキャリアをより豊かにするために使う、悩める若手が先輩のキャリアを参考にする、人事や各事業部がプロジェクトに必要な人材をアサインする、といったように、誰しもがメリットを感じ、成長に寄与するドライバーとして使ってもらうのが理想です。

──その過程でなぜ、既存の操作マニュアルの範疇を超えた独自マニュアルの作成を企図したのですか。

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「目的と背景」を理解するヒアリングで本来の価値を引き出す

──そういった考えに基づいてマニュアルを作成する際、なぜ委託先にFLMを選んだのでしょうか。

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 そこでFLMさんに相談のうえマニュアル作成を依頼してみたところ、ブラックボックスを見事に可視化し、素晴らしい形で整理してくださったのです。

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──出来上がりが非常に良かった、と。

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──単に「聞いたことをきれいに整理するためのヒアリング」ではなかったということでしょうか。

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マニュアル作成を専門家に外注することの大きな価値

──そして新しいタレントマネジメントシステムのマニュアル作成においても、同様のヒアリングと作成が行われたのですね。

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──まるで優秀なカウンセラーのカウンセリングを受けたかのようですね。

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──新しいタレントマネジメントシステムとマニュアルの導入後、現場からの「操作方法に関する問い合わせ」はありましたか。

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──マニュアルの完成と導入後、人材育成にはどのような変化が生じましたか。

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関連情報

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富士通ラーニングメディア担当者からのメッセージ

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(注)本記事の登場人物の所属、役職は記事公開時のものです。

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