R&D 2040 Vision
2040年を見据えた研究開発組織のビジョンと戦略の策定

#意思決定高度化 #組織変革

未来の研究開発組織のビジョンと戦略のディスカッションシーン

Strategic Vision

未来価値への道筋

古河電気工業株式会社の研究開発組織では、全社の組織再編を契機に、意思決定の迅速化と執行力の強化に加え、研究開発の質をさらに高めることが重要なテーマとなっていました。こうした中、全社で掲げる「古河電工グループビジョン2030」の先にある2040年を見据え、研究開発組織が何を目指し、どのような役割を果たすのかを明確にする必要がありました。将来の事業創出をリードするための戦略を再構築するとともに、社内外・国内外の多様な関係者との対話を支える共通言語を確立することが求められていました。

  • Client:古河電気工業株式会社
  • Sector:製造業
  • Year:2026-

Inquiry

突破すべき問い

2040年に向けて、研究開発組織は何を目指し、技術や知見を将来の事業価値へつなぐために、どのような役割を果たすべきか。

Leap

変革の転換点

経営層との対話を通じて、研究開発組織に寄せられる期待と課題を捉え直し、2040年の未来像を起点に、研究開発組織の役割と戦略を再構築しました。さらに、その全体像をビジョンマップとして可視化することで、組織の枠を越えて議論し、判断していくための共通基盤を築きました。

01 潜在的な期待と論点の把握

社長を含む役員9名をはじめ、計18名の関係者にヒアリングを実施。各人から寄せられた要望の背景にある期待や価値観、研究開発に対する問題意識まで掘り下げ、検討すべき論点を整理。

02 未来像を起点とした研究開発組織のあり方と戦略の構造化

2040年に研究開発組織が目指す姿や果たすべき役割、事業活動との関係性を整理し、戦略の骨格を構築。技術資産や方針を事業活動や市場とのつながりが見える形へと翻訳。

03 未来像と戦略を伝えるビジョンマップの設計

研究開発組織が目指す姿と、そこへ至る道筋を、一枚のビジョンマップとして可視化。固定的な「完成図」ではなく、関係者の対話を促し、共通認識を育てるための「コミュニケーションの器」として設計。

ビジョンマップ

Reality

変容がもたらした新しい景色

ビジョンマップは、描いて終わるものではなく、組織の中で使われてこそ力を持ちます。
本ビジョンマップは、経営層・事業部門・研究開発組織が同じ未来像を共有し、戦略や研究テーマ、投資を共通の軸で議論するための拠り所となりました。個々の研究と将来の事業活動とのつながりを見通す視点が生まれ、未来像を起点とする対話と判断軸が、組織全体へと広がり始めています。

01 目指す姿と研究開発組織の役割の明確化

2040年に生み出したい価値と、その実現に向けて研究開発組織が果たす役割を言語化し、組織内の共通認識を醸成。

02 部門を越えた共通言語と判断軸

経営層・事業部門・研究開発組織が同じ未来像を起点に、戦略、研究テーマ、投資を検討するための共通言語と判断軸として機能。

03 個々の研究と将来の事業をつなぐ見取り図

研究員一人ひとりが、自らの研究を将来の事業活動や2040年の未来像の中に位置づけ、その意義や方向性を捉えるための共通の視点を獲得。

Perspective

お客様の声

2040年に向けて、研究開発がどのような価値を生み出し、どこに投資すべきかを議論する土台ができた。部門ごとの期待や論点を一つの判断軸に整理できたことで、事業戦略を踏まえた社外との共創活動を促進し、次の成長に備えていきたい。

藤崎 晃 様

藤崎 晃 様

古河電気工業株式会社
執行役員常務CTO

ビジョンマップは、リーダーからこのマップに込めた想いを発信したり、各研究員との現場対話に活用している。自分たちの活動がビジョンマップの中でどのように体現されているのか、書かれている内容と現実とのGapを認識しどこに課題があるのか、共通の視点で話せるようになった。今後も対話を重ね、関係者の共通認識を育てるために活用していきたい。

鍵和田 秀人様

鍵和田 秀人様

古河電気工業株式会社
CTO室 室長

Execution

未来を実装する専門家集団

Kazuki Horiba

Kazuki Horiba

Project Lead, Business Development

Shun Koike

Shun Koike

Designer

Kotomi Murashima

Kotomi Murashima

Designer

Katsumi Sato

Katsumi Sato

Designer

Takuya Oshima

Takuya Oshima

Designer

Tomohiro Takizawa

Tomohiro Takizawa

Design Director

※所属・役職は、記事作成時のものです。

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