価値創造モデル

富士通のパーパスを実現する価値創造モデル

社会課題を起点にパーパスドリブンで社会に価値を提供していきます

私たちは、富士通のパーパス「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」の実現に向け、新たな価値を創造することで、お客様や社会とともにより良い未来をつくることを目指しています。そのために富士通は、長期的な視点で社会課題の解決と事業成長の両立を図りながら、2030年のありたい姿の実現を通じて、2035年の目指す世界(注1)の実現を目指していきます。

富士通の価値創造モデルでは、まず、私たちが解決に貢献するべき社会課題と当社の持続的成長に必要な課題をマテリアリティとして定め、それを事業活動の起点としています。さらに、持続的な成長を支える堅牢な財務基盤、多様なバックグラウンドと高度な専門性を備えた人材、広範な顧客基盤とパートナーシップ、そして最先端のテクノロジーと研究開発力といった富士通ならではの強みを活かし、事業モデル・ポートフォリオ戦略、テクノロジー戦略、カスタマーサクセス戦略、リソース戦略を中心とした重点戦略を推進しています。あわせて、企業活動のすべてをAI-drivenに変革することで、事業活動そのものの高度化と競争力強化を図っています。また、非財務指標をビジネスの成長を支える重要なドライバーとして位置づけ、その向上を通じて財務成果につなげ、持続的な企業価値の向上を目指しています。
その結果として、地球環境の保全(Planet)、デジタル社会の発展(Prosperity)、人々のウェルビーイングの向上(People)の各分野において、お客様や社会に対するアウトカムを創出していきます。

さらに、そこで生み出された価値は、人材の成長やテクノロジーの高度化への再投資につながり、次なる価値創造の原動力となります。富士通は、この価値創造の循環を継続的に強化することで、2030年のありたい姿の実現を着実に進めるとともに、2035年の目指す世界の実現に向けて、お客様や社会とともに持続的な価値を創出していきます。

  • (注1) 2035年の目指す世界 : 富士通が描く2035年の世界では、人の能力や可能性の拡張(ヒューマンオーギュメント)、高性能でエネルギー効率の高いコンピュータを用いた地球のあらゆる活動のシミュレーション(プラネタリーコンピューティング)、データ主権と高度なセキュリティに基づく情報の安全保障(セキュリティトラスト)が重要なテーマになると考えます。富士通は、これらの実現に向けた技術やサービスの提供を通じて、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

価値創造モデル

価値創造モデル
価値創造モデル

富士通は、マテリアリティへの対応を通じて、地球環境の保全(Planet)、デジタル社会の発展(Prosperity)、人々のウェルビーイングの向上(People)の各分野において社会的価値の創出を目指しています。これら3つの貢献分野は、それぞれ2035年の目指す世界を構成する「プラネタリーコンピューティング」「セキュリティトラスト」「ヒューマンオーギュメント」の実現に向けた取り組みとも整合しています。 

地球環境の保全(Planet)
2035年に向けた「プラネタリーコンピューティング」の世界観のもと、気候変動の緩和と適応、エネルギー効率の向上、資源循環への貢献を通じて、人が安心して暮らせる社会の実現を目指しています。富士通自身のGHG排出量削減や再生可能エネルギーの活用拡大に取り組むとともに、AI、コンピューティング、データ活用の力を通じて、お客様や社会全体の環境負荷低減に貢献していきます。 

デジタル社会の発展(Prosperity)
2035年に向けた「セキュリティトラスト」の世界観のもと、社会の安定および持続的な繁栄を支えるデジタル基盤の信頼性とレジリエンスの向上に取り組んでいます。サイバーセキュリティ、経済安全保障、サプライチェーンの可視化・最適化などを通じて、金融、公共インフラ、モビリティ、製造・流通などの基幹産業の事業継続と発展を支援します。さらに、AI、量子コンピューティング、HPC、Physical AIなどの先進技術を活用し、お客様の生産性向上やイノベーション創出に貢献していきます。 

人々のウェルビーイングの向上(People)
2035年に向けた「ヒューマンオーギュメント」の世界観のもと、一人ひとりの可能性を広げ、健康で豊かな生活の実現を目指しています。AI創薬、予防医療プラットフォーム、デジタルホスピタルなどを通じて医療・ヘルスケアの高度化に貢献するとともに、地域社会への貢献、スポーツを通じた交流、多様な学びの機会の提供などを通じて、社会的包摂の促進と個人の可能性の拡張を支援していきます。