深津貴之×StoryHub×富士通偽情報は防げないのか?AI時代の現実と対策

深津貴之×StoryHub×富士通トークセッションで討論するデザイナーの深津貴之氏、StoryHub株式会社代表の田島将太氏、富士通研究所の中山 貴祥、富士通デザインセンターの南澤 沙良

対談記事 | 2026年6月15日

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AI×人で創る「偽情報から社会を守る仕組み」とは?

AIが社会に深く入り込むにつれて、ディープフェイクやフェイクニュースなど、人間の目では見抜けない「偽情報」が広がり、負の影響が顕在化しています。
私たちはこの新たな脅威にどう向き合うべきか。特に、企業・メディア・プラットフォームは何をするべきか。ゲストスピーカーとして、デザイナーの深津貴之氏、StoryHub株式会社代表の田島将太氏をお招きし、偽情報対策と、その社会実装における課題について討論しました。

偽情報はいま、どこまで来ているのか

南澤:本日は、「AIが生み出す偽情報から社会を守る」というテーマで議論を進めてまいります。はじめに、偽情報が横行する現状を共有します。

偽情報の「深さ=質」と「広がり=量」の変化

中山:こちらの映像にはリアルとフェイクが混在しています。どれがフェイクかわかるでしょうか。(中略)正解は4つがフェイクで、2つがリアルです。このように、一般の方には見分けがつかないフェイク画像・映像が広がっています。またフェイクニュースなどの偽情報は、社会や経済にも悪影響を及ぼしています。経済的損失も大きく、グローバルでもリスクが指摘され、日本でも偽情報対策が進み始めています。

どれがフェイク映像か?

中山:いわゆるディープフェイクは、研究者やファクトチェックのプロの目で見ても真偽がわからないものが現れ、量も拡大して検証が追いつかないと言われています。
最近ではビジネス領域でも悪用リスクが高まり、リアルタイムで顔をスワップする送金詐欺や、偽領収書での経費精算といった犯罪が発生しています。採用面接でリアルタイムディープフェイクが使われた事案が日本でも報道されるなど、「なりすまし」がいよいよ日本に入ってきた状況です。

深津氏:生成AIのおかげで言葉の壁を越えやすくなり、日本語の難しさというバリアが効かなくなってきました。

中山:偽情報には騙されるリスクだけでなく、生成AIを使って作成・改変された巧妙なフェイクを「気づかずに発信してしまうリスク」もあります。記事に誤って偽情報を載せてしまい、後日撤回する事案も起きており、発信側のリスクも意識する必要があります。

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なぜ偽情報は止められないのか

南澤:先ほど非対称性というキーワードも出てきましたが、具体的に偽情報の厄介さがどこにあるのかを解き明かしたいと思います。

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テクノロジーはどこまで役割を果たせるのか

南澤:ここまでの議論で、偽情報がかなり厄介な問題を抱えていることがわかりました。では、テクノロジーでどこまで対策できるのか、AIによる偽情報・ディープフェイク対策のデモを使って富士通の取り組みを紹介します。

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社会実装に向けて

南澤:ここまで、技術を社会実装していく際の注意点についてヒントをいただきました。富士通でも社会実装に向けた取り組みを進めていますので、中山さんから紹介します。

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UX・サービスとして成立させるには

南澤:最後に、偽情報対策として実用化した技術を、優れたUX、信頼されるサービスにするために何が最も重要か、ご意見をいただけますか。

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南澤:ここでお時間となりました。本日はありがとうございました。

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