広域デジタル化を支えるIoT向け無線LANソリューション

Wi-Fi HaLow(802.11ah)

概要

Wi-Fi HaLow(IEEE802.11ah)は、920MHz帯の周波数を利用する通信手段のひとつで特にIoTの通信システムとして様々な分野で活用が期待される新しい種類のWi-Fi規格です。弊社は、従来のLPWAでは伝送できなかった情報や、Wi-Fiでは届かなかった場所へのIP通信の実現など、様々なシーンでのデジタル化を企画から構築、運用までワンストップでご提供します。

1.広いカバーエリア・従来のWi-Fiと比べ広域で最大1km程度。2.広帯域通信・最大1Mbps程度、画像伝送も可能。3.IoTとの親和性・Wi-Fi規格と同じIP通信が可能。4.免許が不要・自営設置が可能、運用コスト低減。

導入のメリット

  • 従来あきらめていた場所への通信環境の整備を実現

    Wi-Fi HaLowは1台で半径1kmに最大1Mbps程度の通信環境を整備することができ、多段中継によるエリアの拡張も可能です。
    従来、LTEサービスやWi-Fiではカバーできずあきらめていた場所へ、用途に合わせた通信環境の「面展開」を実現します。

  • 用途に合わせた作業のデジタル化を実現

    最大1Mbps程度の通信環境を面展開できるため、センサーはもちろん、カメラなど様々なIoTデバイスを広域で展開できます。
    また、Wi-Fiと同様にIP通信が可能なため、スマートデバイスを活用して敷地内の点検・確認作業を効率化・省力化できます。

  • コストを抑えた自営網の構築を実現

    Wi-Fi HaLowは、従来のWi-Fiと同様に免許不要なアンライセンスバンドを使用するため、イニシャルコストやランニングコストを抑えた自営網の構築が可能です。

利用シーン

4つのポイント

1.河川・ダム・貯水池では水位監視、ゴミ不法投棄監視、水門監視。2.交通インフラでは交通渋滞確認、駐車場監視、道路冠水監視。3.圃場・山林では動物監視、果樹盗難監視、生育状況確認。4.工場・倉庫では生産データ収集、センサーデータ取集、スマートデバイス利活用。

関連リンク

Wi-Fi HaLowの利用イメージ

広範囲かつ最大1Mbpsの通信が可能なため、これまでできなかったリアルタイムの映像監視やデータ収集も実現可能です。

Wi-Fi HaLowでセンサーとカメラを繋ぎ、インターネット経由で管理者に情報を伝達する概念図

インテグレーションサービス

屋内・屋外問わず利用場面に応じた最適な無線ネットワークを企画から構築、運用までワンストップでご提供します。

取扱い製品についてはお問合せください。

Why FNETS

お客様へWi-Fi HaLowソリューションの提供に向け、様々なWi-Fi HaLow対応製品のフィールド検証や映像・音声システムなどと組み合わせたシステム検証を行っています。
また、通信事業者様や企業・自治体様向けの無線構築で培ったノウハウを活用し、 Wi-Fi HaLowに限らずお客様のニーズに最適な無線ソリューションのご提案、導入から運用までトータルでサポートします。

Wi-Fi Halowの提案に向けた様々な取り組み

フィールドにおける映像伝送評価・ドローンによる見通し調査で最適なエリア設計