株式会社小糸製作所 様グローバルの部品在庫を可視化しレジリエンスを強化

次世代車両の前面が映っている画像

現在の製造業では、地政学リスクや災害の発生、さらにはサイバー攻撃によりサプライチェーンが寸断されるリスクが高まっています。不測の事態が発生しても、生産を停止させない「サプライチェーンのレジリエンス強化」は、すべての製造業において喫緊の課題です。例えば、災害が発生し部品調達が困難となった場合、納期の遅延による信頼低下はもとより、売上の減少、調達にかかるコストの増加など、企業経営に大きな影響を与えかねません。このような課題を解決するため、自動車用照明器で世界シェアトップクラスを誇る部品メーカーの株式会社小糸製作所(以下、小糸製作所)は、「Uvance」のオールインワンオペレーションプラットフォーム「Fujitsu Data Intelligence PaaS※」を導入、グローバル在庫の可視化と、サプライチェーンリスクの予兆管理を実現しました。

※ AIサービス「Fujitsu Kozuchi」と、企業、業種を超えたデータ連携とトレーサビリティを実現するブロックチェーン技術「Fujitsu Track and Trust」、「Palantir Foundry」や「Microsoft Azure」などのデータ基盤の3つで構成されたプラットフォーム。今回は「Palantir Foundry」上でアプリケーションを構築。©Palantir Technologies Inc.

課題

  • 部品供給の逼迫や需要変動などに即時追従するための、グローバルでの在庫管理と予兆管理の実現が急務
  • グローバル拠点間でリアルタイムなデータ連携が行われておらず、最新の在庫状況の把握が困難

解決

  • データ統合基盤の導入により、グローバルでのタイムリーな在庫情報の把握を推進
  • システム連携やデータクレンジング機能により、人手による集計作業の負荷を大幅に抑制

効果

  • グローバルで月末在庫情報を瞬時に把握
  • E-BOM/M-BOM情報との連携により、製品の販売計画から部品の調達計画への展開が可能に

『Fujitsu Data Intelligence PaaS』は、在庫データの収集から統合、分析、可視化までを一貫して行える唯一のプラットフォームでした

株式会社小糸製作所

約50%

在庫データの集計で短縮された時間

小糸製作所様について

株式会社小糸製作所は、自動車用照明器の世界トップシェアを誇る大手メーカーです。LEDヘッドランプをはじめとする高機能な照明システムを開発し、グローバルに事業を展開。安全・安心なモビリティ社会を支えています。

グローバルを通じた在庫把握の迅速化と効率化が課題に

小糸製作所は、世界初のLEDヘッドランプ量産化に成功するなど、1915年の創業以来高い技術力のもと、国内外の自動車メーカーに照明器をはじめとした多彩な製品を供給し続けています。近年は「光」の技術を核に、次世代モビリティ社会の安全・安心に貢献する製品の開発に取り組んでいます。
(詳細はPDF資料をご覧ください)

「Fujitsu Data Intelligence PaaS」でグローバルの在庫情報を可視化

課題解決に向けて小糸製作所が踏み出したのが、グローバルでの在庫情報を可視化するためのデータ統合基盤の構築でした。
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富士通の伴走支援により約4か月という短期間で導入を完了

2023年のPoC後、導入を決定した小糸製作所は、設計フェーズを経て、2023年後半から本格的な導入作業をスタートさせます。富士通の伴走支援のもと、わずか4か月後の2024年4月にはシステムを正式にリリースするという急ピッチなスケジュールでプロジェクトは遂行されました。
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約2週間を要していた在庫データの集計が半分以下に短縮

本番運用開始後の現在では、グローバル拠点が「Fujitsu Data Intelligence PaaS」に接続されており、生産管理システムや設計のBOM情報、さらには営業部門の販売計画など複数の基盤とのデータ連携が実現しています。
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