中部電力ミライズ株式会社 様人とAIエージェントが共創する次世代営業基盤の実現

高層ビルの前でスマートフォンを持って歩く女性のビジネスパーソン

近年、電力業界を取り巻く環境は大きく変化しています。電力小売全面自由化以降、価格競争が激化。加えて、少子高齢化による労働力人口の減少が加速しており、「限られた人員でより高い成果を出す」ことが急務となっています。中部電力ミライズ株式会社(以下、中部電力ミライズ)は、お客様への「迅速で質の高いレスポンス」を営業競争力の源泉と位置づけ、その実現に向けてSalesforceが提供するAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を活用した営業DXを推進。問い合わせ対応の非効率、ナレッジの属人化、CRM入力データ品質のばらつきを解消し、年間約6,500時間の業務時間削減と「AI Ready」な次世代営業基盤の確立につなげました。

課題

  • 重複・類似した問い合わせが頻発し対応工数増大、顧客と向き合う時間を圧迫
  • 複数の顧客接点に情報が分散しており訪問準備に多くの時間を要する
  • 顧客情報や商談経緯が属人化し、引き継ぎが困難
  • CRM入力データの品質にばらつきがありAI活用が進まない

解決

  • AIエージェントが社内ナレッジを参照し問い合わせ対応業務を自動化
  • 顧客接点情報をAIエージェントが構造化・要約し一元化
  • AIエージェントが訪問に必要な情報収集・商談準備を支援
  • 音声入力から高品質な活動記録を自動生成

効果

  • 年間約6,500時間の業務時間を削減
  • 問い合わせ対応でAI正答率88%を達成 顧客対応のスピードと品質が大幅に向上
  • 訪問前準備を効率化し営業活動の質を向上
  • CRMデータの均質化でマネジメントの強化と「AI Ready」な次世代営業基盤を確立

CRM入力という『最後の壁』を壊すことができました。日々の業務の中で自然にAIの恩恵を感じられる設計にしたことで、営業担当者の主体的なAI活用にもつながっています。

中部電力ミライズ株式会社 法人営業本部 ビジネス営業推進部 村上 将之 氏

約6,500時間

年間業務削減

88%

問い合わせ対応正答率

  • Industry:エネルギー(電気ガス販売)
  • Location:日本、愛知県名古屋市
  • Customer's website

中部電力ミライズ株式会社 様について

中部電力ミライズ株式会社は、中部電力グループの販売事業会社として、中部圏を中心に法人・個人向けのエネルギーサービスを提供しています。

価格競争を超える「顧客との関係性」の構築が急務

2016年の電力小売全面自由化を機に、電力業界では価格競争が激化し、価格による差別化が困難な状況となっています。一方で、電力は企業のビジネスを支える重要なインフラであり、顧客にとっては価格だけでなく、サービス品質や対応力も重要な選択基準となります。こうした中、中部電力ミライズは「迅速で質の高いレスポンス」を強みとした顧客との信頼関係構築による差別化を目指していました。
(詳細はPDF資料をご覧ください)

課題に応じたAIエージェントを配置し、営業変革を推進

中部電力ミライズは、富士通の伴走支援のもと、Salesforceが提供するAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」を活用した3つのAIエージェントを導入しました。それぞれ「Shirabe」「Kizuki」「Aibou」と名付けたAIエージェントが、CRMデータや社内ナレッジと連携しながら、自律的に状況を判断し業務タスクを遂行。営業活動全体の変革を推進しました。
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年間約6,500時間の削減と、「AI Ready」な次世代営業基盤の確立

3つのAIエージェントを導入することで、年間約6,500時間(推定)の業務時間削減を実現しました。Shirabeの活用により、顧客からの問い合わせに対するレスポンスの質とスピードが向上しました。AIエージェントは88%という高い正答率を達成し、対応品質の均質化も実現しています。また、営業担当者が、Kizukiによって構造化・要約した顧客情報を活用することで、訪問前の準備が効率化され、営業活動全体の質の向上にもつながりました。さらに、Aibouの活用により、営業担当者の裁量に左右されない高品質な活動記録の蓄積を可能にしました。
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専門チームの伴走支援が、導入の壁を乗り越える力に

今回の導入では、技術面・組織面で多くの課題に直面しましたが、富士通の専門チームが多角的な支援を行いました。AIの企画段階においては、主管部門が推進する企画に対して、富士通がビジネス要件の定義からユースケースの優先順位付け、ロードマップ策定まで一貫して伴走。現場の業務実態に即したAIエージェントの設計を共同で進めました。
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AIを積極的に使いこなす組織へ。レスポンスの質とスピードで信頼を勝ち取る

中部電力ミライズは今後、AIを業務に自然に取り入れ、使いこなす組織へと進化することで、お客様へのレスポンスのスピードと質を圧倒的に向上させることを目指します。
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