富士通がWeb3テクノロジーをアップデートし続ける理由とは

2023年10月4日
いま、特定の企業や管理者に依存せず、自分のデータを自分で管理する自律分散型インターネット「Web3」に注目が集まっています。ただし真の自律分散型インターネットの実現には、ブロックチェーンや相互検証可能なトラスト技術、そしてそれを支える高度なコンピューティング技術が欠かせません。富士通は、デジタル空間上で信頼をもってつながることができる「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」を、共創パートナーを対象に2023年3月より無償提供し、アップデートし続けています。富士通がWeb3の社会実装を支援する理由とは?開発者に聞きました。
真の自律分散型インターネット
Web3に必要な技術を無償で提供
インターネットは、何十万もの異なる通信事業者が効果的に協力して一貫したグローバルシステムを運用している大変優れたシステムです。しかし一方で、インターネット上で行われる取引の決済処理、データの保管等における信頼性の担保は、一部の巨大企業による寡占状態となっています。
また、インターネットには非中央集権的で、個人情報等のデータ所有はどの組織にも属さず個人が主権を持つべきであるという考え方があります。このような考え方が反映された真の自律分散型インターネットの姿は「Web3」と呼ばれます。このWeb3を実現するためには、組織や個人間でのデータのやり取りの真正性・非改ざん性およびデータ所有権の証明や、相互検証可能な信頼性を担う仕組み、透明性のある価値交換の仕組みが、社会インフラとして必要となります。
富士通ではインターネットがこの理想を実現するための社会基盤の実証実験の場所として「Fujitsu Web3 Acceleration Platform(注1)」をリリースしました。このプラットフォーム上では、Web3を実現するためのブロックチェーンを始めとする先進テクノロジーを、共創パートナー(注2)は無償で利用することができます。
- (注1)Fujitsu Web3 Acceleration Platform
- (注2)共創パートナー:当社のグローバルパートナー共創プログラム「Fujitsu Accelerator Program for CaaS(注3)」への参加企業のうち、Web3の新サービスの企画から実証実験までを共創するパートナー
- (注3)Fujitsu Accelerator Program for CaaS
進化し続けるFujitsu Web3 Acceleration Platform
富士通は、米フォーブスが選ぶ世界の「ブロックチェーン50社」に選ばれるなど、ブロックチェーン技術に黎明期から取り組んでおり様々な実績を持っています。Fujitsu Web3 Acceleration Platformを2023年3月に日本向けにリリース(注4)し、2023年度以降に順次、グローバルにも展開します。
このプラットフォームは、富士通の高度なコンピューティング技術を提供するクラウドサービス群「Computing as a Service (CaaS)(注5)」が提供するData e-TRUSTなどのサービスの実証実験向け無償利用や、富士通研究所が持つ先進テクノロジーの利用権から成り立ちます。これにより、自律分散型社会における信頼性担保を行うための先進テクノロジーを利活用することが可能になります。
初回リリース以降の半年で、富士通研究所が持つ次の2つの先進テクノロジーをリリースしました。
- 透過的トラスト(注6)(WebAPI)
組織内・組織間でデータのやり取りを伴うワークフローにおいて、オフラインでも検証できる形で、データの真正性・非改ざん性を保証できます(5月リリース)
- ConnectionChain(WebAPI/デモアプリ)
複数のブロックチェーンを接続し、様々なデジタル資産交換の取引処理を紐づけ、全体を一つの取引として自動実行することができます(7月リリース)
これらはFujitsu Research Portal(注7)上でグローバルにリリースしています。Fujitsu Research Portalでは、富士通の先進技術を、様々な用途で、いち早くお試しいただく環境として、技術コンポーネントのAPIやWebアプリケーションを公開しています。日本語版はこちら(注8)から、英語版はこちら(注9)からユーザ登録することにより無償で利用することができます。このように技術を広く公開して使っていただくことにより、技術を発展させていきつつ、新しい事業の創出につなげていくことを狙いとしています。Web3 Acceleration Platformの技術群もこのFujitsu Research Portalから技術の提供を行っており、共創プログラム「Fujitsu Accelerator Program for CaaS」では、この場を活用して共創パートナーとのサービス開発を実施します。
Loading component...
富士通がWeb3を支援する理由
Loading component...
Loading component...
Loading component...
Loading component...
Loading component...
プロフィール









