神山まるごと高専生が気付いた、富士通が「変わり続ける」2つの理由

2025年2月4日
富士通は、神山まるごと高専の取り組みに賛同しており、スカラーシップパートナー(奨学金基金の拠出・寄附者)11社の1社となっています。「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指す同高とのコラボレーション活動(コラボ活動)では、「ともにイノベーションを!」を合言葉に様々な活動を行っています。2024年初秋、このコラボレーションにおいて、富士通とともに活動している学生7名が富士通の経営陣を訪問しました。学生から飛び出した質問は、素朴なものからハッとするようなものまで多岐に渡り、充実した対話が行われました。本記事では、コラボ活動の発端でもある富士通の全社変革プロジェクトの現在地を含め、対話の様子をご紹介します。
神山まるごと高専と、富士通との関係性?
神山まるごと高専は「モノをつくる力で、コトを起こす人」を育成することを目指し、2023年4月に徳島県名西郡神山町に設立された高等専門学校です。富士通は神山まるごと高専のコンセプトやビジョンに賛同し、開校と同時に、奨学金基金に寄付や拠出をする11社のスカラーシップパートナーの1社となりました。

富士通は全社変革プロジェクトを2020年に始動し、製品やサービス、ビジネスモデルに加えて、業務プロセスや組織、企業文化・風土など、様々な変革を進めています。上図に示した通り、多くのプロジェクトが同時並行に走っており、この中の1つに位置づけられる神山まるごと高専との連携プロジェクトへは、現在数百名の富士通社員が参加しています。私たちは、学生たちとともに「ともにイノベーションを!」を合言葉に、現在、多様なコラボレーション活動(コラボ活動)を行っています。
2024年初秋、このコラボ活動の一環として神山まるごと高専の学生が富士通を訪問しました。次章からは、富士通 代表取締役社長の時田 隆仁と学生との対話の様子を、2つのトピック「富士通の全社変革プロジェクトの現在地」「富士通が変わり続ける2つの理由」という形で紹介します。
トピック1:富士通の全社変革プロジェクトの現在地
適度な緊張感とリラックスした雰囲気の中、時田と学生たちの対話は進みました。学生たちからの質問に時田が答える形で対話が進んだ後、話題は、権限委譲の難しさにまで及びました。その時、学生の1人が鋭い一言を発しました。
学生:福田さんに、CDXOを渡したのも権限移譲の一環ですか?
全社変革プロジェクトは、発足当初、その責任者であるCDXO(最高デジタル変革責任者)を社長である時田が兼務していました。この発足当時には、補佐にあたっていたCIO(最高情報責任者)の福田 譲が、現在ではこのCDXOとして全社変革を牽引する立場にあります。










