CSR担当者Meet up 第2回 開催レポート
~CSR活動の価値を最大化する、メディアを意識したコミュニケーション戦略~
CSR担当者Meet up 第2回 開催レポート
~CSR活動の価値を最大化する、メディアを意識したコミュニケーション戦略~
富士通とPwC Japanグループが共催する「CSR担当者Meetup」の第2回が開催されました。今回は「CSR活動の価値を最大化する!メディアを意識したコミュニケーション戦略」をテーマに、54社から88名のCSR担当者が参加。前回を大きく上回る企業・人数にご参加いただき、本イベントへの関心の高さと、CSR活動に対する社会的な注目の高まりが感じられました。
オープニングトーク
登壇者:株式会社オズマピーアール コーポレート・コミュニケーションコンサルタント/編集者 濱地 徹 氏
濱地氏からは、CSR活動や社会貢献活動をメディアに効果的に伝えてもらうためのコミュニケーション戦略について解説いただきました。
冒頭、参加者に「自分たちの活動をマスメディアに取り上げられたいと思いますか?」と問いかけ、そのためには広報担当者とCSR担当者の間に生じる「情報ギャップ」の認識の必要性や、報道価値のある情報の条件(新規性、事実性、背景・理由等)を具体例に交えて説明。「木を植える活動」や「渋谷でのゴミ拾い」などの事例を用い、単なる活動報告ではなく、社会性・独自性・時事性等も掛け合わせて「ニュースになりえる情報」へと昇華させる重要性を強調されました。
また、複数企業・団体が連携することでメディアバリューが高まることや、長期的な活動のエビデンス化が報道価値につながる点も紹介され、参加者からは「メディアの視点を取り入れることで、活動の価値を再認識できた」といった声が聞かれました。
企業事例:サントリーの取り組み
サントリーホールディングスCSR推進部の一木氏・村田氏からは、同社の社会貢献活動「君は未知数」プロジェクトの立ち上げ背景や実践事例が紹介されました。
サントリーでは、障害者スポーツ支援や困難を抱える子ども・若者のエンパワメントなど、長期的な社会貢献活動を企業理念のもとで推進。特に「君は未知数」では、NPOとの協働による新しい支援モデルの構築や、体験格差の解消、思春期世代の居場所づくりなど、社会課題に対する具体的なアプローチが語られました。
また、社内外への情報発信の工夫や、NPOとの共同リリース、コーポレートサイトや外部メディアを活用した発信事例、広報部門との連携も率直に共有されました。参加者からは「NPOとの連携による具体的な活動事例が参考になった」「PRの難しさを共有できて共感した」といった感想が寄せられました。
分科会(グループディスカッション)
参加者同士によるグループディスカッションでは、リアルタイムアンケートや意見交換を実施。各社の広報活動の現状や課題、注力テーマを共有し合いました。
また、メディアに取り上げられやすいテーマや、社内外の連携方法、自社ホームページやSNSの活用事例、効果的な情報発信の工夫についても活発な意見が交わされました。
最後には、複数企業・団体が連携することで社会的インパクトやメディア露出が高まること、長期的な活動のエビデンス化が重要であることなど、今後の広報・社会貢献活動のヒントがまとめられました。
参加者の声
- 「他社のCSR担当者との交流を通じて、自社の課題解決のヒントを得られた。」
- 「メディア戦略の具体的な話が聞けて、今後の広報活動に活かしたい。」
- 「社内連携の重要性を改めて認識した。自社でも部門間の連携を強化したい。」