ヒノキ(檜)
科名
ヒノキ科
Cupressaceae
属名
ヒノキ属
Chamaecyparis
学名
Chamaecyparis obtusa
時期
花期:4月
果期:10~11月
分布
東北地方南部~九州
樹木の説明
ヒノキは古代この木で火を起こしたことから「火の木(ひのき)」と呼ばれるようになったと言われています。日本書記に「スギ・クスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキ(槇)は棺にせよ」と書かれているように伊勢神宮や日本最古の建築物である法隆寺でもヒノキが使われています。材は香りがよいので建築材として広く使われ、「檜風呂」「檜舞台」「総檜造り」など高級な材の代名詞にもなっています。ヒノキはスギとともに戦後盛んに植林が奨励されたため、2017年には全国の森林面積2,505万haの10.4%の260万haがヒノキ林となっています。ちなみにスギは444万haで17.7%を占めていました。一様に植えられた針葉樹林は花粉症の原因となってしまったため、現在は一様な森から多様な森である混交林へ変化させる取り組みが行われています。
豆知識
気孔帯の模様
ヒノキの葉をひっくり返して裏側を見てみると白い模様が見えます。これは気孔帯と呼ばれ、気孔が集まったものです。気孔は植物が光合成や呼吸、蒸散を行うときに二酸化炭素や酸素、水蒸気を外部とやり取りするための孔です。この気孔帯の模様でよく似た種を区別することができます。ヒノキの葉をひっくり返して裏側にある白い模様を確認してみてください。