株式会社ライフコーポレーション 様 ECの進化形 ヘッドレスコマースで顧客接点の拡大につなぐ

スーパーでスマートフォンを操作する様子

「最も信頼される地域一番店」を目指すライフコーポレーション様(以下、ライフ)。首都圏、近畿圏エリアに300店舗以上のスーパーマーケット「ライフ」のほか、業態が異なる店舗を複数展開し、多様化するニーズにきめ細かく対応しています。徹底した地域密着の店舗づくりと効率的な店舗運営を支えるのが、顧客起点によるデジタル化戦略です。ヘッドレスコマースの採用などデジタル技術を活用し、オンライン・オフライン問わず効率的に買い物ができる環境の構築と、それを支える従業員の働く環境の効率化に取り組んでいます。

課題

  • 部門ごとに存在する顧客情報を統合管理し、オムニチャネルでの購買体験を提供したい
  • お客様ニーズに合ったアプリを迅速に開発し、顧客ごとのサービスにつなげたい

解決

  • 顧客情報の統合管理基盤「CX- customer 」を富士通のFlexible Commerceを活用して構築
  • アジャイル開発による迅速なサービス展開

効果

  • 様々な接点からお客様を理解し、それに応じたコミュニケーショ ンがとれる
  • 時代のニーズに応じたサービス展開で、「一番身近な、あなたのライフ」を実現できる

今後も、開発の安心感はもとより、将来像を実現できる絵を一緒に描いてくれるパートナーとして、富士通には期待しています

株式会社ライフコーポレーション  近畿圏システム企画部 兼 IT戦略部 担当  髙井 裕美子 氏

顧客統合基盤にヘッドレスコマースを適用

株式会社ライフコーポレーション様 について

スーパーマーケット「ライフ」以外にも業態が異なる店舗を展開し、多様化するニーズにきめ細かく対応。第七次中期経営計画(2023年度~2026年度)では、2030年を見据え「つながり」をキーワードに、実店舗・ネットスーパー、自社PB商品、カードやアプリを通じて、2030年には売上高1兆円企業を目指しています。

増やしたい顧客接点と顧客管理をめぐる課題

ライフは、創業からの思い「お客様の豊かな生活に貢献したい」を現在に受け継ぎ経営を進めています。一方、近年のスーパーマーケットを取り巻く外部環境は、他業種と同様、デジタル化による転換を余儀なくされています。
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オムニチャネル化を目指す開発に向けて

そもそも最初のアプリは「10年近く前に開発し、ホームページに掲載されているチラシ等の情報をスマートフォンでも見られればよい程度だった」と髙井氏はいいます。その後、時流やニーズに即して、アプリにポイントカード機能、値引きクーポン機能などが追加されました。
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アジャイル開発で実現できた共感・共創しながらのモノづくり

アプリ刷新プロジェクトは、単にアプリ開発に留まるプロジェクトでなく、将来の会員サービスの拡大に向けた仕組みづくりも併せて「本当に必要か」「どのように実現するのか」そして何より「お客様にはどんな体験になるのか」を参加ベンダーと検討しながら進められました。
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アプリを突破口に常にお客様目線で最適な購買体験を

2023年7月、5つの会員サービスのシステム統合を行い、ライフ公式アプリをリリースし、現在まで 順調に会員数を伸ばしています。
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