テクノロジーで「競合優位な未来」を拓き、社会に新たな価値を創造する

Uvance Wayfindersには多彩な人材が集まっています。それぞれのバックグラウンドや強みを掛け合わせ、様々な課題の解決にチームとして取り組んでいます。Uvance Wayfindersはどんな組織なのか、どのように自らの想いを社会や企業への貢献につなげようとしているのか――。お客様と未来を共創するメンバーへのインタビューを通じ、Uvance Wayfindersの本質に迫ります。

本記事では、シニアコンサルタントの片岡と国重が、テクノロジーを活用したビジネス変革、社会貢献、そしてUvance Wayfindersの強みを活かした顧客価値の最大化について語ります。

――Uvance Wayfindersに参画するまでのキャリアを教えてください。

片岡 枝里花:
富士通には2023年に入社しました。それまでは富士通総研(現・富士通)やRidgelinezで製造業やヘルスケアを中心にコンサルティングプロジェクトの経験を積んできました。現在はモビリティ領域におけるデータ利活用やAI(人工知能)導入の支援を手がけています。

国重 遼太郎:
商社系メーカー、外資系のデジタルマーケティング支援企業、外資系ITベンダーを経て、2022年に富士通に入りました。Uvance Wayfindersでは主に製造業を中心に、構想の企画策定からシステムの導入まで一気通貫で伴走型支援をするコンサルティングサービスを提供しています。

――Uvance Wayfindersにおける自身の専門性や強みは何でしょうか。

片岡:
不確実性をどう客観的にとらえるか、という考え方です。学生時代に漢方薬という多成分系の薬剤が人体という複雑系にどう抗病効果をもたらすか、というエビデンスを探る研究をしてきました。社会も企業も今、不確実で複雑な環境変化にさらされています。答えが常に変化し続ける中、お客様がどうあるべきかを客観的に考え、処方箋を導くのがコンサルタントのあるべき姿だと思っています。

片岡 枝里花
Erika Kataoka
シニアコンサルタント、Uvance Wayfinders

富士通総研(現・富士通)、Ridgelinezで製造業やヘルスケアを中心に新規事業開発や組織開発、技術調査などを担当。2023年に富士通に入社。現在はグローバルコンサルティングビジネスグループ Japan Unitで主にモビリティ業界へのデータ利活用やAI導入を支援。薬剤師。高知大学理工学部大学院非常勤講師。

片岡 枝里花

国重:
技術的観点を踏まえた構想・企画の策定からAs-Is(現状)とTo-Be(将来)を俯瞰したアーキテクチャ設計、システム化計画工程まで一貫した伴走型支援ができるのが強みです。システム要件定義以降は、自身のテクノロジーへの知見や実践を、現場に深く入りながらプロジェクト全体を推進・管理するPMO支援に活かしています。

――国重さんはキャリア採用で富士通に入社しました。外の目線からUvance Wayfindersの特長をどのように評価していますか。

国重:
まずは自前のテクノロジーと事業、コンサルティングを併せ持つ点です。複数の側面を持っているのはほかのコンサルティング企業にはないユニークな特長だと思います。次にお客様の規模が比較的大きい点です。顧客基盤が大きければ変革の実践知を多くのお客様と共有でき、積み重ねられます。それは、より多くのお客様により最適なご支援を提供できる可能性が高まることにつながります。

また、真の意味での「伴走」も挙げられます。お客様ファーストを徹底し、本当に必要な支援の優先順位を付けます。「あれもこれも」と無理やり押し付けたり、実態に乏しい支援をしたり、といった方法は取りません。これは富士通に入って改めて感じた部分です。

国重 遼太郎
Ryotaro Kunishige
シニアコンサルタント、Uvance Wayfinders

商社系メーカー、外資系デジタルマーケティング支援企業、外資系ITベンダーを経て2022年富士通入社。大手家電メーカーや精密機器メーカー向けなどのコンサルティング支援を手掛ける。現在はグローバルコンサルティングビジネスグループ Japan Unitで主に製造業の構想企画支援を担当。経営学修士(MBA)取得。

国重 遼太郎

――Uvance Wayfindersは新しいコンサルティング事業ブランドです。日々の仕事を通じて、企業からはどんな期待やニーズがあると感じていますか。

片岡:
テクノロジーへの期待は高いと実感しています。日進月歩で進化しているテクノロジーを何とか取り入れてビジネスや企業の価値向上、持続的な成長につなげたいというお客様がほとんどだと思います。ただ、どのように実行すれば最適なのか、という点で迷われていることも多いのではないでしょうか。そうした「ありたい未来」と「現状」の橋渡しをサポートするニーズは高まっている、と感じています。

――そうした期待やニーズに対し、どのような貢献をしたいと考えていますか。

国重:
「テクノロジーの力でお客様の競合優位性を上げること」です。それがひいては社会貢献にもつながると思います。テクノロジーを活用してお客様のビジネスの価値が高まれば、競合企業もキャッチアップしようと動くはずです。そうした動きが点から面に広がれば、消費者の利便性は高まり、選択肢も増えるでしょう。より良いサービスが社会にたくさん生まれるきっかけに関わりたいと考えています。

競合他社がキャッチアップしてきても、常にお客様が一歩先を行くように、包括的かつ一気通貫のご支援をし続けるのは当然の使命です。テクノロジーの進化のスピードはどんどん速まっています。技術革新に追い付き追い越せの精神を忘れず、お客様の競合優位性を不断に高められる役割を担っていきたいですね。

片岡:
「テクノロジーを活用した先の世界観を描き、共有すること」です。今、お客様向けに富士通のAIの導入支援を担当しているのですが、富士通の現在のAI技術がそのままお客様の要望を全て満たし、あらゆる課題をすぐに解決する、なんてことは残念ながら現実的ではありません。

富士通のAIで今できること、今後できるようになることをお客様に真摯に示し、共有する。単にAIを業務効率化に使うというだけでなく、AIをフル活用するにはどうすればいいか。AIをフル活用した先の未来をたぐり寄せるために必要な変革は何か。それらをお客様と共有し、お客様の課題に優先順位を付けながら、最終的な目的地を起点にその時その時に富士通がご支援できることと、お客様の期待値をすり合わせながら最適な道を示し、共に歩けるようにしたいと考えています。

※所属、役職は掲載当時のものです。

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