Healthy Living Platform| 富士通

医療データの連携・分析・利活用をワンストップ化する基盤で、ヘルスケア分野に新たな価値を創出

診療データの構造化・標準化により治験領域への貢献と個人に最適な医療提供を実現

医療データの標準化は、様々なソリューションとの連携を容易にし、電子カルテデータの管理負荷を軽減、効率的なデータ活用を促進します。患者の健康データの共有により、診療業務や臨床研究の高度化を支援。個々の患者に適した最適な医療の実現を可能にします。
さらに、外部連携の出口を集約、機微な診療情報を安心・安全に連携します。また、標準化されたデータが治験誘致率向上や大規模かつグローバルなリアルワールドデータへのアクセスを可能にし、ドラッグロス解消をはじめ、日本の医療の発展に貢献します。

Healthy Living Platformのビジョン

富士通はヘルスケア分野に新たな価値を生み出すデータ利活用基盤「Healthy Living Platform」を提供しています。生活者や医療機関が持つヘルスケアデータを集約し、患者個人の同意に基づき製薬・ウェルビーイング企業、医療機関が利活用することで、個別化医療の実現に貢献します。

解決へのアプローチ

診療データと健康データを連携・活用し、個別化医療を実現

病院内に散在する複雑な診療データを構造化し、データ管理を容易にするとともに、非在院時の健康データも取り込み、あわせて活用できる環境を提供します。
スマートウォッチのような患者の健康管理デバイスによる計測データも標準化し、診療データと合わせて参照することで、来院前の健康状態も把握して最適な診療の選択を支援します。

公正かつ安全なヘルスケアデータの展開・流通で、社会に貢献

Healthy Living Platformは電子カルテデータを「HL7 FHIR」規格に標準化した、データ利活用のためのクラウド型プラットフォームです。
患者のアプリ操作による同意管理に基づき、患者が持つ健康データもセキュアに取り込み、幅広いデータ活用を可能にするデータセットをご提供し、病院業務の効率化や個別化医療の推進に貢献します。なお、省庁が定める「3省2ガイドライン」に準拠したセキュリティ対応で安心安全なシステム運用も実現します。

データ抽出・加工・分析をワンストップ化、迅速な利活用を支援

Healthy Living Platformにデータを外部連携するための出口を集約、さらに、医療データの構造化・利活用を促進する他のソリューションとも連動して、シームレスで効率的なデータ連携が可能です。臨床研究時に負荷の大きい、データの選定作業・クレンジング作業を大幅に効率化するとともに、外部データと連携した利活用をワンストップで実現し、医療データ活用のエコシステム構築を推進します。