国際標準化・ルールメイキング
ルールメイキングへの取り組み
従来ICT分野では、国際標準化機関で標準化された技術を各社が利用し、相互接続性や互換性を保ちながら様々な製品・サービスを提供することで、大きな市場が形成されてきました。富士通グループもまた、国際標準化を推進しその議論に寄与することで、国際標準がもたらす市場の成長というメリットを享受してきました。
このようなアプローチによる国際標準の事業への活用が続く一方で、今日、従来と異なるアプローチで国際標準を活用する動きも生まれています。それは、コンセンサスベースでのルールメイキングです。
人工知能(AI)などの先進技術に関しては、社会が安心・信頼して利活用できるようにするため、様々な立場のステークホルダーがコンセンサスベースで先進技術のガバナンスルールを形成しています。各国政府機関や民間コンソーシアム・国際標準化機関等は、こうしたガバナンスルールをガイドラインや国際標準という形で取りまとめ、各企業にそれらに準拠した先進技術の実装や動作を担保することを求めています。
一方で、ルールメイキングは新たな市場を創出する機能を担うほか、事業の成長戦略の手段としての側面も有しています。自社の技術の競争優位性を高めて社会実装の機会を獲得し、製品・サービスを普及させ、事業の成長を実現するためには、ルールメイキングにも戦略的に取り組むことが重要です。
当社グループでは、研究開発リソースを集中している5 Key Technologiesの各領域においても、コンセンサスベースでのルールメイキングに取り組んでいます。