社外からの評価
グローバルな評価
「Clarivate Top100グローバル・イノベーター™」を15年連続受賞
富士通は、Clarivateが実施する「Top 100 グローバル・イノベーター 2026」に選出されました。当社の受賞は選出された100社の中で最多タイの15年連続です。Qualcomm、Samsungなどグローバルカンパニーが選出されています。
Clarivate Top100 グローバル・イノベーター™は、2012年より、新しいアイデアの創出に貢献して課題を解決し、新しい経済的価値を創造する企業・機関を発表しています。
本賞の評価は、主に発明の価値評価に関わっており、「数量」(2000年以降、500件以上の発明を出願していること、もう1つは、2026年ランキングの評価期間である5年間において100件以上の発明が登録されていること)と、「影響力」「成功率」「地理的投資」「希少性」の4つの要素によるスコアがつけられています。今回の受賞では、当社は「影響力」の評価が高く、これは他社の特許出願において富士通の特許が数多く引用されていることなどを背景に、他社の研究開発に対する富士通の幅広いイノベーションの影響力が認められた結果と言えます。
全国発明表彰
当社は、公益社団法人発明協会主催の「全国発明表彰」において長きにわたり多くの賞を受賞しています。同表彰は、科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、独創性に富む優れた発明を完成した方々、発明の実施化に貢献した方々等を称えるものです。当社は、最高賞である「恩賜発明賞」を、「Ontenna(オンテナ)」(音を振動・光で知覚する身体装着装置の意匠)、スーパーコンピュータ関連技術(高次元接続技術)、高電子移動度トランジスタ(HEMT)で受賞しています。
下表の受賞実績は、1935年の創業時の祖業である通信機器の開発・製造から培ってきたネットワーク技術、1950年代に国産機の開発に成功したコンピュータ技術をはじめ、90年近い歴史を通じて蓄積した技術とノウハウ、イノベーション力の証左であると言えます。
恩賜発明賞
令和4年度 音を振動・光で知覚する身体装着装置の意匠(意匠登録第1640713号)
2022年6月30日に全国発明表彰 恩賜発明賞の表彰式が行われました。
当社は、音を振動・光で知覚する身体装着装置に関する意匠が「恩賜発明賞」を受賞しました。併せて、発明の完成を支援した功績として発明者の所属する企業や団体の代表者に贈られる「発明実施功績賞」を受賞しました。
この意匠を用いた、光と振動によって音の特徴を体で感じるデバイス「Ontenna(オンテナ)」は、2019年に製品化され、全国8割以上のろう学校に導入されているほか、その特性を活かしてアートやスポーツなどのイベントでも活用されています。
関連リンク
平成26年度 超並列計算機のためのプロセッサの高次元接続技術の発明(特許第5212469号)
独立行政法人理化学研究所様と当社が共同開発したスーパーコンピュータ「京(けい)」及び「富岳」などで使用されている高次元接続技術に関する発明が評価されました。また、日本の科学技術の発展への貢献により2020年には紫綬褒章を受章しました。
平成19年度 磁気交換結合による熱安定性磁気記録媒体の発明(特許第3421632号)
当社のハードディスクドライブ用磁気記録媒体に関する発明が、最も優れた発明として評価されました。
平成4年度 高電子移動度トランジスタ(HEMT)の発明(特許第1409643号)
情報通信技術の発展に大きく貢献するとともに、極薄伝導層内の電子の物性研究の進展にも寄与した発明です。2017年に京都賞を受賞した三村髙志博士の発明です。
昭和45年度 割り込み計数器による割り込み方式(特許第518202号)
アメリカに勝った男!~激動の生涯~(1995年放送 テレビ朝日)、プロジェクトX挑戦者たち ~国産コンピュータ ゼロからの大逆転~(2002年放送 NHK)でも紹介された池田敏雄氏らの発明です。(池田記念室)
内閣総理大臣発明賞
平成14年度 プラズマディスプレイパネルのテレビ画像表示方法の発明(特許第2720943号)
フルカラーのプラズマテレビ画像表示方法が評価されました。この開発のストーリーが、NHK様の番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」で紹介されました。
全国発明表彰受賞一覧
| 年度 受賞名(特許・意匠番号) | 発明・創作の名称 |
|---|---|
| 令和7年度 発明賞(第7067561号) | 身体の動きを公平かつ正確に判定するAI採点システムの発明 |
| 令和4年度 恩賜発明賞(第1640713号) | 音を振動・光で知覚する身体装着装置の意匠 |
| 令和2年度 特許庁長官賞(第5444877号) | 大容量光通信用ディジタルコヒーレント受信システムの発明 |
| 平成29年度 発明賞(第4771804号) | レイアウト解析方法の発明 |
| 平成27年度 発明賞(第4912036号) | 指向性受音方式の発明 |
| 平成26年度 恩賜発明賞(第5212469号) | 超並列計算機のためのプロセッサの高次元接続技術の発明 |
| 平成23年度 発明賞(第3479935号) | CDMA移動通信における基地局切替え方法の発明 |
| 平成22年度 経済産業大臣発明賞(第3297272号) | 化学増幅型フォトレジスト用材料の発明 |
| 平成19年度 恩賜発明賞(第3421632号) | 磁気交換結合による熱安定性磁気記録媒体の発明 |
| 平成17年度 日本弁理士会会長賞(第3551418号) | WDM光を広帯域に一括増幅する光伝送装置の発明 |
| 平成14年度 内閣総理大臣発明賞(第2720943号) | プラズマディスプレイパネルのテレビ画像表示方法の発明 |
| 平成13年度 文部科学大臣発明賞(第2800905号) | ラダー型SAWフィルタの発明 |
| 平成13年度 発明賞(第2642499号) | 大容量超高速通信用の光変調器の制御方法の発明 |
| 平成6年度 発明賞(第1414801号) | DRAMの読み出し動作安定化の発明 |
| 平成4年度 恩賜発明賞(第1409643号) | 高電子移動度トランジスタ(HEMT)の発明 |
| 平成2年度 発明賞(第1441829号) | 日本語入力用キーボードの発明 |
| 昭和63年度 経済団体連合会会長発明賞(第1098071号) | 電界効果半導体装置の製造法 |
| 昭和61年度 発明賞(第1062288号) | チャネル割込制御方式の発明 |
| 昭和60年度 発明賞(第1093189号) | 電気機械沪波器の発明 |
| 昭和59年度 発明賞(第927298号) | 円筒状磁区記憶装置の発明 |
| 昭和58年度 発明賞(第1044570号) | 半導体装置の製造方法の発明 |
| 昭和53年度 発明賞(第797544号) | 先行制御方式の発明 |
| 昭和52年度 発明賞(第758212号) | 計算機の発明 |
| 昭和51年度 経済団体連合会会長発明賞(第724947号) | 可変等化器の発明 |
| 昭和50年度 発明賞(第694335号) | 半導体装置の製造方法 |
| 昭和48年度 特許庁長官賞(第603326号) | 半導体装置の試験方法 |
| 昭和48年度 発明賞(第514226号) | 時分割電信交換機における比較によるサンプリング方式 |
| 昭和45年度 恩賜発明賞(第518202号) | 割り込み計数器による割り込み方式 |
| 昭和45年度 恩賜発明賞発明賞(第526288号) | 記憶装置 |
| 昭和45年度 恩賜発明賞発明賞(第466316号) | ガラス封入半導体装置の製作法 |
| 昭和44年度 経済団体連合会会長発明賞(第472008号) | ドップラー速度計測装置 |
| 昭和44年度 発明賞(第500186号) | タイプホイール集合体 |
| 昭和44年度 発明賞(第435579号) | 磁気的記録並に読取方式 |
| 昭和44年度 発明賞(第501494号) | 放射線遠隔測定器 |
| 昭和43年度 通商産業大臣発明賞(第591017号) | 電気ー油圧パルプモータ |
| 昭和42年度 発明賞(第274485号) | 私設自動電話交換設備に於て局線を夜間切替するための接続方式 |
| 昭和41年度 発明賞(第263612号) | 電気計算機に於けるアドレス変更方法 |
| 昭和40年度 科学技術庁長官賞(第309662号) | パルス分配方式ほか |
| 昭和40年度 発明賞(第314654号) | 小入力用冷陰極表示放電管 |
| 昭和40年度 発明賞(第249498号) | 自動電話交換設備に対する2線式セレクタ復旧方式 |
| 昭和40年度 発明賞(第313173号) | 自動交換設備用コンネクタに対する接続方式 |
| 昭和38年度 発明賞(第287933号) | パラメトロン信号選択回路ほか |
| 昭和38年度 発明賞(第294566号) | 計数制御方式ほか |
| 昭和34年度 発明賞(第241193号) | リレー |
産業標準化事業表彰
富士通グループは、経済産業省の実施する「産業標準化事業表彰」において、内閣総理大臣表彰、経済産業大臣表彰等を多数受賞しており、標準化活動について高い評価を受けています。
産業標準化事業表彰(平成30年度までの旧称、工業標準化事業表彰)は、国際標準化機構(ISO)や国際電気標準会議(IEC)における国際標準策定、日本産業規格(JIS)策定や適合性評価活動といった、標準化活動に優れた功績を有する方、組織が表彰されるものです。功績に応じて、内閣総理大臣表彰、経済産業大臣表彰および産業技術環境局長表彰が行われます。
2022年10月に経済産業省より産業標準化事業表彰の受賞者が発表され、「産業標準化事業表彰(経済産業大臣表彰)」を江口 伸(富士通株式会社 知的財産戦略室 シニア・スタンダード・エキスパート)が受賞しました。
標準化関連表彰一覧
| 年度 | 受賞名/受賞者名 |
|---|---|
| 平成22年度 | 内閣総理大臣表彰/森 紘一 |
| 令和4年度 | 経済産業大臣表彰/江口 伸 |
| 令和2年度 | 経済産業大臣表彰/磯野 秀樹 |
| 令和元年度 | 経済産業大臣表彰/富士通株式会社 |
| 平成26年度 | 経済産業大臣表彰/松村 秀一 |
| 平成20年度 | 経済産業大臣表彰/成田 博和 |
| 平成18年度 | 経済産業大臣表彰/富士通株式会社 |
| 平成17年度 | 経済産業大臣表彰/山本 卓眞 |
| 平成15年度 | 経済産業大臣表彰/平塚 芳隆 |
| 平成14年度 | 経済産業大臣表彰/田中 省三 |
| 平成13年度 | 経済産業大臣表彰/森 紘一 |
| 年度 | 受賞名/受賞者名 |
|---|---|
| 平成26年度 | 総務大臣表彰(一般社団法人情報通信技術委員会)/野田 昭繁 |
| 平成23年度 | 総務大臣表彰(一般社団法人情報通信技術委員会)/太田 幸一 |
| 平成20年度 | 総務大臣表彰(一般社団法人情報通信技術委員会)/津田 俊隆 |
| 年度 | 受賞名/受賞者名 |
|---|---|
| 平成26年度 | 総務大臣賞(一般財団法人日本ITU協会)/村野 和雄 |
本ページで紹介している表彰以外にも富士通の様々な受賞について紹介しています。