従業員エンゲージメントを最大化する
社内コミュニケーション活性化サービス「aerukamo」

屋外でスマートフォンを手に持つ人物のクローズアップ。画面には人とのつながりを可視化するアプリのUIが表示され、右側に「aerukamo 人と繋がり、未来の仲間に出会う。」というコピーが配置されている。

Client

富士通株式会社

Sector

情報通信業

Challenge

経営アジェンダ

コロナ禍以降、テレワーク主体の富士通では、従業員間の偶発的な出会いが減少し、部門横断的コミュニケーションの希薄化や一体感の低下が顕在化。この「つながり」の希薄化は、組織エンゲージメント低下とイノベーション停滞を招きかねず、求心力と創造性向上が重要な検討事項として認識されていました。

デザインインサイト

企業のコミュニケーション課題解決には、情報共有ツール導入に留まらず、従業員が自律的に連携を求める体験創出が不可欠です。新たなコミュニケーション施策を通じ、従業員自らが課題を認識し行動することで、主体的なコミュニケーションと組織エンゲージメントが向上しました。この活性化によって情報共有が促進され、部署・役職を超えた協業が強化されました。その結果、オープンで協力的な組織文化が醸成され、部門間の連携強化はナレッジ共有の円滑化とアイデア創出を促進し、生産性向上に貢献しています。

Approach

社員の「つながり」への潜在的なニーズに着目し、「aerukamo」という社内コミュニケーションサービスにPDMとして企画・開発。サービスのコンセプトの言語化から、ユーザー体験(UX)設計、ユーザーインターフェース(UI)デザイン、さらには社内ブランディングや広報活動まで一貫して実施。社員がパソコンやスマートフォンから自身の位置情報を共有し、オフィスでの「つながり」を可視化できる機能を中核に据え、幅広い年代のユーザーが安心して利用できるよう、シンプルかつ直感的なデザインを追求。人間中心の設計アプローチが、単なるツールではなく、「従業員の主体的な行動変容を促す」イノベーションへと昇華させ、 組織全体のコミュニケーション活性化とエンゲージメント向上に大きく貢献しました。

  • 社内コミュニケーションサービス「aerukamo」
  • ユーザーフレンドリーなUX/UIデザイン
  • サービスグロースのための方針、新規機能企画など
  • サービスコンセプトを明確化した社内ブランディング資料
  • 認知度向上のためのプロモーション企画
  • 継続的なサービス改善のためのフィードバック収集・分析フレームワーク
「aerukamo」と題されたアプリのスクリーンショットとその機能説明。左側にはスマートフォンの画面が表示され、「いきかも」機能で同僚の出社状況や誰がどこにいるかを確認できるインターフェースが示されています。右側には「いきかも」「さそう」「さがす」の主な機能が説明されており、「仲間」の出社予測や居場所がわかり、ランチに誘うなど共通点のある仲間に出会えることが強調されています。全体として、オンオフ問わず「仲間」についての情報が集約され、信頼できる仲間づくりが可能になることをアピールしています。

Outcome

サービス開始から約3年で2万人、4年で4万人と利用者を拡大しています。このサービスは、社員間の偶発的なコミュニケーションを促進し、部門横断的な連携を深めることで、組織全体の生産性向上とイノベーション創出に貢献しています。現在(2025年12月時点)、富士通の海外リージョンへの展開に向けて環境整備を進めています。さらに、社内サービスとして培った知見と実績を基盤に、社内利用の枠を超えたビジネス展開を視野に入れ、新たな事業機会の創出を目指しています。

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