地域課題を起点にした探究型学習を支援―洗足学園小学校で出前授業を実施

地域課題を起点にした探究型学習を支援―洗足学園小学校で出前授業を実施

社会課題が多様化・複雑化する中、子どもたちが身近な課題を自ら捉え、解決策を考える力の重要性が高まっています。こうした中、社会とのつながりを意識した探究型の学びや、実社会の事例や企業の知見を取り入れた学習への関心も広がっています。
富士通は、テクノロジーを通じて社会課題の解決に取り組む企業として、その知見や実例を生かし、子どもたちが課題解決に向き合う学びの機会を提供しています。
本取り組みでは、その趣旨に共感いただいた私立洗足学園小学校との連携のもと、川崎市内という地域性を活かし、出前授業を実施しました。

教室での子どもたちの後ろ姿

開催概要

  • 日付:2026年6月9日
  • 場所:神奈川県川崎市 私立洗足学園小学校
  • 参加者:富士通社員6名、洗足学園小学5年生75名
  • 目的:テクノロジーを活用した課題解決体験を通じて、課題発見力・解決力の育成と、「テクノロジーで社会をより良くできる」という気づきを促す

プログラム内容

授業は、社員講師による進行のもと、以下の流れで実施しました。

  • 導入:ミニクイズを通じた富士通への興味喚起
  • グループ発表:地域課題をテーマとした解決アイデアの発表
  • 質疑応答:講師への質問を通じた仕事・技術理解の広がり
  • クロージング:講評とメッセージによる振り返り

成果・学び

子どもたちは、身近な生活課題を起点に、「カラス型ロボットによるゴミ回収」「多段式収納棚付き満員電車」「自動運転カートによる移動支援」など、テクノロジーを活用した具体的で多様なアイデアを発表しました。
社員は子どもたちの発想をさらに広げる前向きなフィードバックを行い、リラックスした雰囲気の中で活発な意見交換が生まれました。

子どもたちが作成したワークシートの例

また、発表後には質疑の時間を設け、「富士通にはどのような仕事があるのか」「エンジニアのやりがいは何か」といった質問が寄せられ、対話を通じて仕事や社会への関心が広がっていく様子が見られました。さらに、社員がスーパーコンピュータ「富岳」に関わった経験を紹介した際には、子どもたちの関心が一層高まる場面もありました。
こうした一連の対話を通じて、子どもたちはテクノロジーを社会の中でどのように活用できるかという視点を持つとともに、社会や仕事とのつながりに主体的に目を向けていることがうかがえました。

教壇の横に立つ先生と話を聞く子どもたち

参加者の声

授業に参加した子どもたちおよび社員からは、以下のような声が寄せられました。

子どもたちの声(アンケートより)

  • 「アドバイスをもらえて、もっと良いアイデアを考えたくなった」
  • 「自分たちでも困りごとを解決できそうだと思った」
  • 「発表に優しく対応してもらい、とても楽しかった。また来てほしい」

社員の声

  • 「子どもたちの柔軟な発想に刺激を受け、ITと組み合わせることで新たな価値が生まれる可能性を感じた」
  • 「時間配分は難しかったが、それ以上にやりがいと達成感を感じることができた」

今後の展望

今回の授業は、子どもたちが身近な課題を自分ごととして捉え、テクノロジーを活用した解決策を考える実践的な学びの場となりました。
特に、対話を中心とした進行や社員の実体験の共有を通じて、子どもたちの関心や学びが引き出されている様子が見られました。
今回のような出前授業は、川崎市内を中心に継続・拡大していく予定です。
また、本プログラムはオンライン形式での実施も可能なため、場所を問わず全国の小学校で導入いただけます。授業内容や実施条件、参加応募方法などの詳細については、下記ページをご確認ください。

今後も富士通は、本プログラムの継続・発展を通じて、学校や地域と連携しながら、次世代の課題解決力の育成に貢献していきます。

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