早わかり富士通の歴史(年表)
4. 国際標準化の波(1970~1979)
1970年
大阪万博の開催
- 富士通情報処理システムラボラトリを開設
1971年
ドルショック
- 米アムダール社に資本参加
- 「D10形アナログ電子交換機」の納入を開始
- プッシュホン「600P形電話機」の量産を開始
- 自己保持形リードスイッチを世界で初めて実用化
- 日立と次期計算機開発で提携
1972年
-
シンボルマークを変更
(シンボルマーク 1972年〜1988年)
青色の「平和」、赤色の「情熱」、白色の「純潔」というコンセプトのもとで制定。 -
ビジネスリーダーの育成を目指し、ハワイに「日米経営科学研究所(JAIMS)」を設立
JAIMS
- 富士通ファナック株式会社を設立(現 ファナック)
- 川崎市で日本最大規模の公害監視システムを稼動
1973年
円、変動相場制に移行
第一次オイルショック
- SCPC方式衛星通信システム(米-スペイン間データ回線)を世界で初めて納入
1974年
電算機技術導入の自由化
- 汎用機「FACOM Mシリーズ」を発表
1975年
- アムダール社の超大形機「470V/6」をNASAに納入
- 海底同軸ケーブルシステムを日本で初めて輸出、西独-スウェーデン間(210km、1200ch)を開通
1976
- フランクフルト証券取引所に上場
- 大型コンピュータの製造のため、沼津工場を開設
- IBM互換機「FACOM Mシリーズ」の1号機を出荷
1977年
王貞治選手が通算756本塁打、国民栄誉賞第1号を受賞
- 日本初のスーパーコンピュータ FACOM230-75 APUを開発
1978年
第二次オイルショック
新東京国際空港の開港
- 独シーメンス社とコンピュータ分野で提携
- 世界初の衛星通信バーストモデムを米SBS社より受注
- 64KビットDRAM(2電源方式)を世界で初めて製品化
1979年
電電公社、全国の電話ダイヤル即時通話網を完成
- 米方式セルラ端末認定取得ベル研実用化試験に参画
- コンピュータで漢字を扱える世界初の日本語情報システム「JEF」を発表