早わかり富士通の歴史(年表)

5. 個人にもコンピュータを(1980~1991)

1980年

  • コンピュータ売上高で国内トップに躍進
  • 岩手工場を開設し、量産メモリの製造を会津工場より移管
  • 富士通研究所、超高速半導体素子「HEMT」の開発に成功
  • 日本語ワードプロセッサ「OASYS100」を発表

1981年

電話加入数が4000万を突破

  • 米・カリフォルニア州にサンディエゴ工場を開設し、半導体の現地生産を開始
  • ロンドン証券取引所に上場
  • 世界初のフルデジタル電子交換機「FETEX-150」の1号機をシンガポールより受注
  • 当社初の光海底中継器を電電公社(横須賀通信研究所)に納入
  • 当社初のパーソナルコンピュータ「FM-8」を発表
  • 当社初のビジネスパーソナルコンピュータ「FACOM9450」を発表

1982年

  • MCI社ニューヨーク-マンハッタンプロジェクト135Mbps光システムの開通
    ニューヨーク-マンハッタンプロジェクトの画像

    ニューヨーク-マンハッタンプロジェクト

1983年

  • チューリッヒ、バーゼル、ジュネーブの各証券取引所に上場(現在はスイス証券取引所に統合)
  • 世界初、CMOS型256KビットEPROMを発表

1984年

第二電電株式会社、日本テレコム株式会社、日本高速通信株式会社が発足
米AT&Tが分割

  • FAI(Fujitsu America Inc.)、ダラス工場を開設
  • 大容量メモリ・大規模ゲートアレイなどを試作・量産するため、三重工場を開設
  • カスタムLSIを試作・量産するため、若松工場を開設
  • 企業通信ネットワークシステム「COINS」を発表
  • 自動車電話端末の生産を開始
  • 「FACOM Kシリーズ」でオフコン市場トップに

1985年

電電公社が民営化、NTTが発足
つくば科学万博の開催
日本縦貫光ファイバーシステムが完成

  • つくば科学万博に単独出展
    つくば科学万博パビリオンの画像

    富士通パビリオン

  • 米ニューヨーク-ワシントン間MAFOSプロジェクトを納入(405M光伝送システム)
  • 富士通VANサービス「FENICS」の販売を開始

1986年

チェルノブイリ原子力発電所事故

1987年

世界最長の青函トンネルが開業

1988年

リクルート事件、国会喚問へ

  • シンガポールにおける世界初のISDN商用サービスでデジタル電子交換機「FETEX-150」が稼動

1989年

消費税を導入
中国で天安門事件
ドイツでベルリンの壁が崩壊

  • シンボルマークとロゴタイプを一新
    シンボルマーク(1989年~)の画像

    国際化に伴い、現在の英字表記のシンボルマークに。「FUJITSU」の中央に位置する「j」「i」の上部のマーク(インフィニティマーク)は、「地球」と「太陽」をシンボライズし、宇宙への拡がりと無限の可能性を表現。FUJITSUレッド(赤色)による、チャレンジ、人間的、エキサイティングな企業を象徴。

  • 32ビットのハイパーメディアパソコン「FM TOWNS」を発表

1990年

イラク軍がクウェートを侵略
東西ドイツ統一

1991年

バブル崩壊
湾岸戦争が勃発

  • UNIXコンピュータ「DS/90 7000シリーズ」を発表